膝の痛みについて
海老名駅徒歩7分海老名整体とれいん整骨院です。膝の痛みについて。
膝には、大腿骨(ふとももの骨)と膝蓋骨(お皿の骨)でつくられる膝蓋大腿関節があります。膝蓋骨と大腿骨が接触している部分には骨表面に軟骨があり摩擦を低減しています。膝を屈伸する際には膝蓋骨は軟骨のおかげで滑らかに上下や左右に動きます。
膝蓋骨大腿関節症とは、膝蓋骨(お皿の骨)が何らかの形でズレたり上下、左右に動かなくなってしまって膝蓋大腿関節に炎症が起きたり軟骨がすり減ったり骨が変形することでお皿の裏で痛み、違和感を生じる状態をいいます。
膝の痛みの症状
・膝の疼痛、腫脹や熱感
・ジョギングや階段の昇り降りでのお皿の周りの違和感や痛み
・椅子から立ち上がる時のお皿の周りの違和感や痛み
・お皿の骨の引っかかり感や、膝の屈伸運動でゴリゴリ音がする
・ジャンプをしたり着地した時にお皿の周りの違和感や痛み
痛みがひどくなると、膝の曲げ伸ばしだけで痛みや引っかかり感が強く出て、安静にしていても痛みが出ます。また、腫れが出たり膝に水がたまったりすることもあります。お皿の骨の脱臼、亜脱臼(脱臼しかける)をしやすくなります。お皿がズレて動いていなくても軟骨のダメージが大きく痛みが出る場合は手術をしなければダメな場合もあります。
主な原因
原因①…柔軟性の低下
身体が固く、特に股関節外側(大腿筋膜張筋)、後方(大殿筋)、ふともも前(大腿直筋)、外側(腸脛靭帯)の筋肉が硬いとお皿は外側にズレやすくなります。
原因②…筋力が弱い
お皿を支えている筋肉である太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)、特にその中の内側の筋力(内側広筋)が弱いとお皿を中心に維持できなくなります。また、膝が内側に捻じれないようにお尻にある中殿筋の筋力も重量です。
原因③…間違った膝の使い方
膝が捻じれた状態で曲げ伸ばしをすると、ふとももの筋肉に引かれた際にお皿が中心から外れて動くようになります。特に多いのは、つま先に対して膝が内側へ入る状態です。膝が内側へ入った状態でジャンプや着地していませんか?膝が内側、つま先が外側を向いた状態で切り返したり、ターンをしてませんか?
この状態で使うとふともも筋肉に引かれお皿は外側へズレながら動きます。それによりお皿とふとももの骨の関節が外側だけ圧迫された状態で動かすことになり、摩擦により炎症が起こり痛みが出ます。
原因④…骨盤や下半身の関節の歪み
骨盤や下半身の関節の歪みがあることによって、膝が捻じれた状態、体の重心が異常、過度な片足への負担増大などになってしまっていることがあります。
膝を伸ばすと痛い時
何かの拍子で膝が痛くなってしまったり、おもうような動きができないなど大きな負荷がかかる膝には思いもよらないトラブルがおこることがあります。膝を伸ばすと痛い時の症状です。
~膝蓋軟骨軟化症~
膝を動かすと膝の周辺に痛みを感じたり、石が当たるような音がするようなこともある。10~20代を中心とした女性も多く、大腿四頭筋の筋力の不足や固さなどが原因で膝蓋骨が安定していない人は要注意です。
~半月板損傷~
半月板を損傷する場合にはほとんどに場合が急性のケガである場合が多いとされます。そのため半月板損傷は急性のスポーツ外傷という分類をされています。
~変形性膝関節症~
立ち上がる時、座る時、歩き始める時など膝の動かし始める時に痛みを感じるようになります。変形性膝関節症とは骨や軟骨がすり減ってしまうことで、もろくなり変形してしまった状態です。50代以降の方の痛みとして多いものにあげられます。
~鵞足炎~
膝の直下に腫れや伸ばした時の痛みがでるようなら、鵞足炎の可能性があります。特に膝の内側を指で押したりすると痛みがでる太もものストレッチで痛むようなら鵞足炎の可能性が高くなります。スポーツや無理な動き、階段での負担が大きいことなどがあげられます。
大腿二頭筋の役割
膝の痛みを感じている人の多くはももの外側の筋肉である大腿二頭筋が硬くなっています。大腿二頭筋は膝の曲げ伸ばしや足の後方引き上げの動きに使われる筋肉で非常に大事な働きをしてくれる筋肉です。何かの原因でこの二頭筋が緊張していることで上記のような症状や痛みの発生にもつながると考えられます。
海老名整体とれいん整骨院ではの膝の治療では痛いところだけを治療するのではなく、膝に関連する筋肉や関節などカラダのつながりを意識した治療を施します。
膝の痛みのセルフケア
セルフケア初期であればまずアイシング。膝とつま先がまっすぐに動くように意識しながら、テーピングで様子を見て改善する場合があります。しかし、1週間以上痛みが続いたり、徐々に痛みが増すようであれば早めに専門家への受診をお勧めします。
海老名整体とれいん整骨院では一人一人の原因を見極め根本的な身体の問題に対して施術していきます。痛みを取るだけではなく、根本な改善を目指し、再発も防げます。
登山での膝の痛み
秋になり紅葉を見に行ったり、登山をするにも良い時期になってきましたね!登山でもっとも多いカラダトラブルが「膝痛」です。
膝痛にはいろいろな原因がありますが、関節の内部に異常がある場合のトラブルは全体の2割ほどと言われています。では他の8割は?というと関節の外つまり筋肉に起因する痛みといわれます。登山でいうと筋肉の疲労がピークに達する頃に痛みが出ます。炎症が残っている場合などは、登山の後数日痛みが続くこともあります。筋肉の中でも大腿四頭筋は、下半身でもっとも大きく強い筋肉であるために上りでも下りでも下半身の動きの中心を担います。この大腿四頭筋が疲労することによって筋肉の柔軟性がなくなり、硬くなることで筋肉とつながっている膝周辺に痛みが起きてきます。登山での膝の痛みは歩行の崩れもありますが、多くは大腿四頭筋の疲労が原因に多いようです。そのため大腿四頭筋の筋力トレーニングであらかじめ鍛えることによって膝痛を予防できる可能性がありますので、登山初心者の方や久しぶりの方にはオススメとなります。当院では膝の痛みの治療だけでなく、痛みの出ずらいカラダ作りを目指して根本治療に力を入れています。院での治療だけでなく、自宅でのセルフケアもしっかりサポートしていきます。
膝の痛み・変形性関節症
変形性膝関節症は、膝関節の機能が低下することで痛みを伴うものです。膝関節の機能が低下する原因として、加齢や筋力低下、肥満などによって発症することが多いです。変形性ということなので、膝軟骨や半月板のかみ合わせが変形することで痛みが出てきます。変形性膝関節症には、膝軟骨や半月板が時間をかけて変形する一次性、膝のけがなどで引き起こされる二次性の2つのパターンがあります。病院では、診断では問診や触診、X線撮影、血液検査などの検査により判明することが多いです。変形性膝関節症は、X線撮影では骨の形状が把握できるので、骨の形状をよく調べることで現在の状態を把握することができます。変形性膝関節症は、日本国内だけでも約700万人以上の患者がいると言われています。変形性膝関節症でお悩みの方は、年齢による諦めや痛くても我慢しているといったケースが多く、膝を使うには十分なケア必要になります。40歳以上の男女の約6割が患っていると言われ、女性の方が男性より患者数が多いといわれていて、高齢者なら男性の4倍以上とも言われています。実際に整体でご来院される方で膝の痛みで悩まれる方は非常に多いです。
変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症の症状は、軟骨や半月板などが変形することで、痛みを伴う症状が発生します。変形性膝関節症の初期は、関節軟骨だけがダメージを受けるようになっていますが、後に関節軟骨が摩擦することでダメージが大きくなります。そして半月板の断裂、骨と骨をつなぐ靭帯の障害へと進んでいき、さらに痛いものへとなっていきます。ダメージが大きくなれば関節炎を発症し、関節間に含まれている関節液が過剰に溜まり,膝関節水症を発症します。変形性膝関節症の症状では、階段の上り下り、正座などができなくなります。変形性膝関節症の症状では、水がたまるなどの症状が続くと、大腿骨と脛骨が直接こすれることで激しい痛みを感じ、ついには歩行困難になってしまう恐れがあります。変形性膝関節症で水がたまると言われている症状は、炎症を起こした部位を守ろうと関節液が防御反応で発生するようになっているのです。変形性膝関節症の治療でたまった水を抜く治療があります。水を抜くと当初は楽になるのですが、しばらくすると痛みは戻り、抜いても炎症が続けば水は溜まり続けます。
変形性膝関節症の原因
変形性膝関節症の原因は、半月板と軟骨が変形してクッション機能がなくなったことで発症するものです。変形性膝関節症の原因には、一次性と二次性のものがあります。変形性膝関節症の一次性の原因は、膝の酷使や加齢などによって発症するものです。半月板や軟骨の変形により痛みが現れます。膝の酷使や過労などで半月板がもろくなると、足の衝撃直接軟骨にかかります。半月板が損傷すればその衝撃が軟骨にかかり、軟骨が変形して破片が飛び散ります。飛び散った破片により、膝の神経細胞を刺激し痛みが発症します。半月板と軟骨がなくなれば衝撃が骨にひびき、骨が変形することになります。最初は痛くありませんが、後に痛い感じるときはかなり症状が進んでいると言われています。体重が増えると、膝にかかるため、半月板や軟骨を痛める原因になります。変形性膝関節症の二次性の原因には、関節リウマチや膝のけがなどで発症することが多いです。何らかの他の原因より、膝関節が変形することによるものです。いづれにしましても、変形性膝関節症は、歩行困難、痛みを伴い生活の質を大きく下げるものです。
変形性膝関節症の治療
変形性膝関節症の治療方法には、大きく保存療法と手術療法の2つの方法があります。保存療法で効果がない場合は、手術療法が選択されます。保存療法においては、薬物の投与や装具の装着、リハビリなどを行います。変形性膝関節症は生活習慣によって引き起こされることが多いため、運動や食事の見直しをすることで症状の改善に効果があります。体調をコントロールするだけでなく、筋力を向上させることでも、膝への負担を軽減します。変形性膝関節症の手術は関節鏡を用いて2~3か所の穴をあけて行く小規模の手術、膝関節を人工関節に置き換えるなどの大規模の手術の2種類あります。小規模の手術では1日程度、大規模の手術では1か月程度の入院が必要になります。大規模の手術だと人工関節などを入れるため、治療費が大きくかかってしまうことがあり、その後の生活も大変になると思います。変形性膝関節症の治療に改善される方もおられますが、病院に通い続けても良くならない方も多いのが実情です。ご自身で歩けない、動けないというつらさは本当につらいものです。変形性膝関節症は、早期に治す必要があります。
病院で良くならない変形性膝関節症を治すために
病院で治らない変形性膝関節症があります。これは、膝周辺の軟骨・骨が痛みの原因でない場合です。この場合の原因として
・膝周辺の筋肉の過緊張
・身体の冷え、特に下半身の冷え
・免疫力の低下
膝周辺の筋肉が緊張すると、膝周辺が硬く、動きにくくなります。このため、無理な動きが、膝へ大きな負担を与えます。特に、階段の昇り降り、正座はご自身の体重がかかるため、痛みを強くします。筋肉の緊張は、レントゲンやMRIではわからないので、見逃されがちになります。また、身体の冷えは、血流を悪くします。特に下半身が冷えがちな方は、痛みが強くなり、回復力が低下します。この結果、変形性膝関節症の症状が強くなります。このような状態が長く続くと、本来あなたを守ってくれる免疫力が低下します。これらの結果、変形性膝関節症の痛みが強くなるのです。これらは、病院で見つかりにくく、治りにくいのです。ご自分で思うように動けないというストレスは、精神的にも大きな負担を与えます。治りにくいですが、しっかりと治療すれば良くなるか可能性も十分にあります。あきらめずに前向きに治療しましょう。