水泳での腰の痛み／高校３年生５０m自由形

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～水泳での腰の痛み・高校３年生～

小学校・中学と５０ｍ自由形で全国大会優勝などの成績を残してきたが、高校になり腰の痛みに悩まされるようになっていた。高校１年のインターハイ時に激的な痛みが現れ、力を出すことができない状態になり順位も３０位になった。

 

慢性的に鋭い痛みがあり、タイムが伸びなかったが治療はせず誤魔化しながらやってきた。しかし１ヶ月前の練習でひどい痛みを感じ整形外科を受診。レントゲン上、骨などに異常はないので湿布をして安静に過ごすように言われたが、腰の痛みに変化なく来院されました。

 

イスに座っているだけでも鋭いに痛みを感じ、５０％くらいの力でも泳ぐのも困難な状態。

１ヶ月後のジュニアオリンピックには出場したいとのことで、経過をみるため、１０日ほど練習を中止してもらいました。

 

治療は痛みの出ている部分への物理療法、手技療法を中心に腰の痛みでバランスの悪くなって疲労のたまった全身のケアを行いました。巻き方と左右にバランスが非常に悪い状態。

しっかり休養し治療に専念してもらったことから治療開始から２週間ほどで８０％くらいの力で泳げるようになったが痛みはまだ残る状態。

大会まで治療と並行して練習を行い、９０％まで回復。１００％出し切るとまた痛みが強く出そうな状態との事でしたが、なんとか間に合いました。

大会の結果は短水自己ベストで５０ｍ自由形１４位と浮上。本人も復活の手ごたえを感じたようでした。

８月になり目標のインターハイを向かけました。

腰の痛みも順調に回復し、泳ぎの改善やアドバイスなどもあり。神奈川県１位で予選を突破しました。

夏の全国大会の結果は

 

インターハイ・・・７位

ジュニアオリンピック・・・３位

国体・・・４位

 

素晴らしいですね！！２月の段階から考えると頑張ったのではないでしょうか。

 

小学、中学と全国１位になり、高校ではスランプとケガで思うようにいかなかった彼がここまで結果を残せるようになってしまいました。

今年の冬からケガのケアや生活面や食事など基礎の部分から自分と向き合った結果がここまでの復活につながったと思います。

 

 

本人もまだまだ手ごたえと伸びしろを感じているようですので大学でも頑張ってもらいたいですね！