野球肘と投球回数/海老名整体とれいん整骨院
2022/07/27
海老名駅徒歩7分海老名整体とれいん整骨院です。当院ではきゅうなケガ・痛みの治療の専門院です。ギックリ腰や捻挫野球肘などでは保険治療の対象となります。海老名市や綾瀬市で急なケガでお困りの際は海老名整体とれいん整骨院にお気軽にご相談ください。
野球をしていると経験する方の多い野球肘。野球肘が発生するリスクを回避する方法として練習量と練習強度が挙げられます。日本高校野球連盟は2020年~2022年までの3年間の試行期間として、主な公式戦(都道府県大会、地区大会、全国大会等)に投手の投球制限を取り入れています(1人の投手が投球できる総数は500球以内/週)。これは日本臨床スポーツ医学会が1995年に提唱した「青少年の野球障害に対する提言」に基づいたものであり、ここでは高校生の投球数を全力投球で100球/日、500球/週以内に抑えることを提言しています※1。
また2014年にはアメリカ大リーグ(MLB)と米国野球連盟にて18歳以下のアマチュア投手を対象とした投球障害予防のためのガイドライン「ピッチ・スマート」を提示しています(現在は19~22歳の大学生カテゴリーもある)。日本は小学校・中学校・高校に分けて投球数を提示していますが、アメリカのものはより細かく2歳ごとに年齢を区切り、1日の投球数と投球数によって必要な休養日数を定めています。
今のところ、投球数と野球肘など投球障害の強い相関関係を示すエビデンスは明確に提示されていませんが、投球数をコントロールすることで障害の発生率は減少するという報告もあり、今後の研究が待たれるところです。
また投球の技術向上には「投げること」だけではなく、そのパフォーマンスを支える体力レベルの向上などもあわせて行うことが大切であり、一人の選手に過度な体力的負担をかけないようチーム編成(複数投手の育成など)を考慮することも、野球肘のリスクを減らす一因となることを覚えておきましょう。
海老名整体とれいん整骨院の野球肘の治療では痛みの出ている部分だけを治療するのではなく、関連する筋肉や関節などにアプローチし、早期の回復とケガの再発予防に努めます。野球肘でお困りの際は急なケガの治療の専門院海老名整体とれいん整骨院にお気軽にご相談ください。