海老名整体とれいん整骨院/産後ケアについて
2021/05/28
海老名駅徒歩7分海老名整体院とれいん整骨院です。
産後ケアについて私って産後のケアは必要なのかな?特に骨盤も歪んだ感じもないし、妊婦の時にくらべたら、痛みもないし。そう思っているママさんもいらっしゃると思います。ではどうして産後ケアが必要なのでしょうか?
妊娠すると、身体はママになる準備を始めます。妊娠中からリラキシンというホルモンが分泌されることによって、出産に備えて骨盤はゆっくりとゆるみます。分娩の際には恥骨結合部が最大にゆるみ、出産直後の骨盤は、赤ちゃんが通るために最大に開きグラグラの状態にあります。また、骨盤底筋も、分娩時には直径10㎝ほどの胎児の頭が産道(膣)を通るため、ダメージを受け伸びてしまいます。よって、産後すぐから恥骨結合部を含む骨盤関節のゆるみや骨盤底筋の伸びをしっかりケアし、安定させてゆくことが必要だと考えられています。骨盤のゆがみが引き起こす症状は様々で、腰痛・尿漏れ・下半身太り・肩こりなど、骨盤の歪みは特に女性にとっては様々なトラブルの原因となります。また、骨盤底筋が伸びてしまったままだと、女性特有の”女性骨盤底筋疾患”と呼ばれている、尿失禁や頻尿、膀胱瘤,直腸瘤、繰り返す膀胱炎などの症状が現れてくる場合があります。骨盤の歪みを矯正するだけで、上記のような症状の軽減や改善に繋がるため、骨盤ケアはとても重要です。
※骨盤底筋
内臓の位置を上に持ち上げる役割の内骨盤筋膜、骨盤内の臓器をがっちり支える骨盤隔膜、骨盤隔膜を左右から引き締める会陰膜や会陰浅層の筋肉と言った三重構造の頑丈な繊維組織や骨格筋で形成されていて、ハンモックのように骨盤内の臓器、膀胱や子宮、直腸などが下がらないように骨盤から支えています。これらを総称して、骨盤底筋と言います。骨盤底筋は尿道や膣、肛門を引き締める役割をも果たしています。面積は120~150㎠くらいで、20歳代の女性で5~9㎝の厚みがあります。妊娠すると、大きくなった子宮の重みと圧迫が骨盤底筋に負担をかけます。分娩時には、直径10㎝ほどの胎児の頭が産道(膣)を通るため、骨盤底筋と繊維組織は引っ張られてダメージを受けます。分娩回数を重ねるごとに、骨盤底筋は伸びやすくなります。また、加齢につれても骨盤底筋は伸びきったゴムのように薄く、劣化が進みます。劣化が進むと、女性特有の”女性骨盤底筋疾患”例えば尿失禁、膀胱瘤、直腸瘤、繰り返す膀胱炎などの病気が現れます。
「骨盤矯正」と聞くとバキッと施術して「はい、戻りましたよ」というイメージの方が多いかもしれませんが、海老名整体とれいん整骨院の産後ケアコースでは妊娠後期から出産に及ぶ負担からくる「筋肉の緊張を緩める」ことを最優先に施術をはじめていきます。