首の痛み、寝違え/海老名整体とれいん整骨院
2021/05/07
海老名整体院とれいん整骨院です。
眠っていて目が覚めたら首に痛みが出てしまった、という経験をしたことがある方は多いでしょう。この症状は、「寝違え」の可能性があります。寝違えは急性疼痛性頚部拘縮とも呼ばれ、首から肩の筋肉や靭帯が急性の炎症を起こしている状態です。整体で季節替わりのこの時期は寝違えで来院される方が非常に多いです。
寝違えが起こる原因とは・・・寝ている間に起こることから「寝違え」と呼ばれていますが、なぜ寝ている間なのに筋肉や靭帯が炎症を起こしてしまうのでしょうか?その原因は、いくつかの事が考えられます。
・睡眠中の無理な姿勢や、枕の高さ
寝ている時の姿勢は、自分ではコントロールすることが出来ないため、無理な姿勢をとってしまっている場合があります。そうすると、長時間にわたって首や肩の筋肉が圧迫され、血流が悪くなることで炎症を起こしてしまうのです。また、枕の高さがあってない場合にも、睡眠中はずっと首に大きな負荷を与えることになるため、炎症を引き起こす原因にもなってしまいます。
・前日の筋肉疲労
前日に首や肩の筋肉疲労が蓄積されていると、睡眠中に体温が下がることで血行も悪くなり、炎症を起こしやすくなります。過度のスポーツが筋肉疲労につながるだけでなく、スマホやパソコンの長時間使用など日常生活の行動も原因になり得ます。一度の行動や動作が筋肉疲労を起こしているのではなく、日々の行動や動作が積み重なることで筋肉疲労は起こります。日ごろのケアも非常に大事ですね。
・寝違えの症状
寝違えを起こすと、起きた時から首から肩の後ろにかけて痛みが生じます。この痛みは筋肉痛のような鈍い痛みで、首を一定方向に向けると痛みが強くなります。そのため、首の可動域にも制限が生じてしまうのです。また、炎症によって神経が圧迫されることで、腕や手先に痺れが伴うようなケースもあります。
寝違えに対してできる対策や予防方法
寝違えが起こると痛みがあるだけではなく、動かしたい方向に首を動かせないため、生活の中で不便なことが多くなってしまいます。そこで、寝違えが起こった時にできる対策や、日常生活の中で寝違えが起こらないように予防する方法をご紹介します。
【日常生活でできる対策・予防方法】
寝違えが起こった時、可動域を確認したり、少しでも早く痛みの改善と首が動かせるようにしたいと、無理に首を動かす方もいるでしょう。しかし、起きて寝違えたと分かった直後は、楽な位置から首を無理に動かさないようにしましょう。より痛みが悪化する恐れがあります。日常でおこなえる寝違えの対処法・予防方法は次の事が挙げられます。
・直後は冷やす
寝違えが起こり、痛みが強い場合にはアイシングをしましょう。痛みのある首や肩を冷却パックなどを用いて冷やすことで、炎症を抑えられるので痛みが緩和します。ただし、長時間冷やすと凍傷を起こす可能性があるので、10~15分程冷やして様子をみましょう。
・寝具や枕を見直す
寝具や枕があっていないと、首に負荷がかかるため寝違えを起こしやすくなります。低反発などの柔らかいマットは寝返りがうちにくく、負荷を長時間かけてしまいやすくなります。そのため、硬めのマットを選びましょう。また、高さの高い枕を使用していると首と肩に負荷がかかるので、低めの枕がおすすめです。
・日頃からストレッチをする
首や肩の筋肉疲労が蓄積されれば寝違えを起こしやすくなるため、日頃からストレッチをすることで筋肉が硬くならないようにほぐしましょう。デスクワークなどで同じ姿勢が続くような場合も、首や肩を動かすストレッチを合間に行って下さい。
【寝違えが改善するまでの期間】
寝違えは軽度のものであれば数時間から、2~3日で自然に改善していきます。しかし、炎症が筋膜に起こっているような場合には、1週間近く症状が残ってしまうような場合もあります。また、捻挫状態になっていればさらに改善までに時間がかかる可能性があります。
海老名整体とれいん整骨院では急性期の首の痛み、スポーツや日常生活での急な痛みなど保険診療でみることができます。また交通事故や産後ケアなど様々な症状に対応しております。おカラダのことでお悩みの際は海老名整体とれいん整骨院にお気軽にご相談ください。