姿勢調整専門海老名整体とれいん整骨院/子供の姿勢について
2021/01/21
海老名整体とれいん整骨院です。重たいランドセルの通学、ゲームやマンガに熱中してしまって長時間座ったまま。ゲームやタブレット、パソコンに夢中になって、うつむき加減で過ごす。公園でボール遊びなどが禁止されていたり、空き地など広々と遊ぶ場所がなかったり、コロナで外出しずらい日々が続いたり、今の子どもにとって「現代の環境」が猫背の一因になっています。不良姿勢から肩こりや首の痛み、腰痛などを訴える子供も増えています。同じ姿勢を続けていたり、外でしっかり遊ばなかったことが、二足歩行である人間本来の姿勢を支えるために必要な筋肉をを十分に鍛えられない要因になり得ます。もともと、筋肉は日々の遊び(=運動)で自然と鍛えられるものです7.それが幼少期時代に遊びが足りなかったりすると、子どもの頃はもちろん、大人になってからも大きな影響を与えてしまうこともあり得ます。成長期の子どもにとっては、日々様々な動きを経験し、バランスの良い筋肉や持久力を育むことが大切です。
いろんなタイプがある猫背。どんな影響を子どもの体に与えてしまうの?
猫背とひとことで言っても、その姿は様々で重要なのは、どんな姿勢の時も、常に背骨が自然なS字カーブを描いていること。立位では問題なくても座位だと猫背になる場合もあるので、子どもの立っている時と座っている時の両方をチェックしてあげましょう。猫背の問題は、ただ単に見た目が辛そう、だらしなさそうという印象を与えるだけではありません。猫背になることで自然と胸郭も圧迫され、呼吸が浅くなってしまうこともあります。また基礎代謝や内臓機能、持久力や集中力など、様々なパフォーマンスの低下にもつながりかねません。体を支えるインナーマッスルが鍛えられていないために、体表面の筋肉だけで姿勢を支えようとし、幼いながらも慢性的なコリや歪みに悩まされる子どもたちが増えているとの報告も増えています。また、インナーマッスルは20歳を超えると年々退化すると言われていて、平坦なところでつまづくなど、基礎的な運動能力の低下を招きやすくなります。
生活の中で親が子どものために気をつけてあげられること
子どもはほぼ親の管理のもとで生活します。自主的に改善することは基本ありません。そこでまず毎日使うベットやイスに注目しましょう!睡眠時に大事なのは布団の硬さ。骨が発達途中にある子どもが柔らかい敷布団で寝ると、背中のS字が崩れて猫背の原因になることも。理想は寝返りが打ちやすい、適度な硬さの敷布団です。そして、イスは座った時に足の裏がつき、ヒザと腰が同じ高さになるのが理想的。脚がブラブラしないように、足元の台を置くなどの工夫を。また、小学生であればランドセルの肩ヒモの長さも重要。長過ぎると肩甲骨を後ろに引っ張ってしまい、首猫背の原因になることも。体に密着させて背負えるよう、成長とともに定期的な確認・調整を。そして何より、日頃から運動させ、まんべんなく体を動かすことが大切です。特別な運動ではなく、歩くだけでもインナーマッスルは鍛えられるので、なるべく一緒に歩いて猫背対策しましょう。