海老名整体とれいん整骨院/テレワークでの腰痛について
2020/10/19
海老名とれいん整骨院です。 慣れないテレワークを強いられたための「腰痛」を訴える声が急増しています。通勤が再開したところで『腰痛」はすぐには治りません。「動きづらい」「家でも会社でも椅子に座るのがつらい」「寝返りを打つのもつらくて眠れない」などなど、ストレスを訴える声があります。
テレワークによる腰痛の原因は主に『疲労性の腰背筋の炎症』です。長時間の座りっぱなし作業で、背骨の両側にある脊柱起立筋が疲労するためにおこります。脊柱起立筋は、何層にも重なる筋肉の奥にある深層筋で『コアマッスル』とも呼ばれている筋肉のひとつ。脊柱(背骨)を起こし姿勢を保持する働きをしていて、この筋肉が腰痛を引き起こす原因筋とも考えられています。脊柱起立筋は、いわゆる「背筋」と呼ばれる筋肉です。 腰の筋肉ではなく、背中の筋肉が疲労するために腰が痛くなるというのはどういうことでしょうか⁇ 片側に寄りかかったり、体を丸めて長時間パソコン作業を続けてしまうと脊柱起立筋が疲労し、本来の姿勢を保てなくなります。腰は下半身から伝わる衝撃を受け止めると同時に、上半身を支える体の『要』。姿勢が崩れると、それだけ腰への負担が増え、悪化すると炎症を起こし腰痛が生じるのです。筋肉の少ない女性にも起こりがちです。
脊柱起立筋をほぐし、体の裏側全体を伸ばすストレッチ
・脚を開いて立ち、息を吐きながら5秒かけて上半身を前へ。背中から腰、太ももまで体の裏側が伸びているのを感じましょう。
・続いて、息を吸いながら体を起こし、吐きながら5秒かけて上半身を後ろにそらします。
これを5回、膝が曲がらないように注意しましょう。
一見簡単ですが、固まった身体には結構キツイです。特に前屈では、ももの裏からお尻にかけてジンワリと痛気持ち良く伸びます。脚の幅を広くとった方が体を曲げやすいので、最初は大きめに脚幅をとり、体を深く曲げられるようにするといいでしょう。休憩のたびに行い、最初は床につかなかった指先が、繰り返しやっていくと徐々に床に届くようになる方もいます。少しずつで良いのでチャレンジしてみましょう。