海老名整体とれいん整骨院/ES5000の機能について③
2020/06/29
海老名駅徒歩7分、海老名整体とれいん整骨院です。
【ES5000の機能について③】 微弱電流・マイクロカレント療法について
1970年代にマイクロカレント療法が登場し、それから1980年代にかけて基礎研究やヒトでの研究が盛んに実施されました。マイクロカレント療法では、通常 TENS(経皮的抹消神経電気刺激療法) や EMS(神経筋電気刺激療法) で使用されるミリアンペア(㎃)レベルの出力の千分の一の単位、マイクロアンペア(㎂)レベルの出力を使用します。1000㎂(1㎃)未満の出力を用いたものをマイクロカレント療法と呼びます。
非常に小さい出力である特徴を活かして、急性期から慢性期まで疼痛軽減や創傷治療の目的で幅広く使用されています。マイクロカレント療法の刺激は非常に微弱であるため、神経や筋の興奮を起こさず副作用もほとんどありません。
ケガなどで、何らかの傷を負ったっ際に発生する数十㎂の電流を損傷電流と呼び、損傷を受けた初期の段階で出現します。マイクロカレント療法ではこの損傷電流同等の電流を外部から刺激することによって治癒の促進を図る効果があるといわれています。マイクロカレントによる副作用はほとんどないため非常に安全に使用できるエネルギーで,スポーツ・柔整・リハビリとあらゆる分野での使用頻度が高まっています。打撲・捻挫後の疼痛や浮腫の軽減目的での使用ケースもよく見受けられます。当院でも捻挫や打撲など急性期損傷治療に活用しております。